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米カリフォルニア州、自動運転に専用免許「ドライバー」乗車を義務付け グーグルは失望「時代錯誤だ」

   

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1: 海江田三郎 ★ 投稿日:2015/12/30(水) 15:45:59.00 ID:CAP

http://www.sankei.com/premium/news/151227/prm1512270016-n1.html

 ハンドルやブレーキ操作が不要な「自動運転車」の実用化をにらみ、
米カリフォルニア州車両管理局(DMV)が、世界初となる規制案を公表した。
自動運転車専用の免許証を取得したドライバーの乗車を義務づけることが柱。これに対し、
開発競争をリードする米グーグルは「テクノロジーの発展を妨げる時代錯誤の内容」と猛反発している。
ハンドルもブレーキもなく、誰でもボタンを押せば目的地まで連れて行ってくれる究極の自動運転車を
目指しているためだ。日本を含む世界各国で自動運転車をめぐるルール作りが手探りで進む中、
先進事例としてカリフォルニア州の動向に注目が集まっている。(SANKEI EXPRESS)

ハンドルとブレーキ前提
 規制案はDMVが16日に公式サイトで公表した。AP通信やロイター通信などによると、
今後、広く一般から意見を募り議論を本格化させ、最終案を決定する。
 草案では、DMVが「自動運転車運転免許証」を新たに発行し、取得者がドライバーとして
乗車することを義務化。ドライバーには、システム障害などの緊急時に、迅速に対応できることを求めている。
緊急対応のためのハンドルやブレーキを備えていることも大前提だ。
 DMVの責任者、ジーン・シオモト氏は声明で、「自動運転車の安全性と、これらの車が走る
公共の道路の安全性を確保することが目的」と説明した。
 カリフォルニア州は、本社を置くグーグルのほか、日米欧の自動車メーカーやIT企業10社以上に
公道試験を許可するなど自動運転車開発の最前線に立っており、ルール作りでも先行したい考えだ。

「旧態依然の考え方」
 規制案について米消費者団体、コンシューマー・ウオッチドッグの責任者でグーグル批評家で知られる
ジョン・シンプソン氏はAP通信に「公共の安全のために何をすべきか明確にした」と評価した。
 これに対し、グーグルで自動運転車プロジェクトの責任者を務めるクリス・アームソン氏は
自身のブログで「免許取得の義務化は、時代錯誤で旧態依然とした考え方であり、
テクノロジーが持つ全ての潜在能力の発揮を妨げる」と失望を表明。「運転できない人々のニーズを排除するものだ」と批判した。
 その上で、「自動運転車の可能性にふたをするのではなく、人々が自由に移動できるようになれば、
カリフォルニア州の生活がどうなるか想像する勇気を持ってほしい」と訴え、
「DMVが本来の精神を取り戻すことを期待している」とし、今後の論議での改善を求めた。

「世界標準」ルールに
 グーグルは、2009年にカリフォルニア州内の高速道路での走行試験を開始。
12年には市街地での試験も行い、14年5月には、ハンドルやブレーキのない試作車を公開し世界を驚かせた。
今夏から試作車にハンドルやブレーキを取り付けて試験を行っているが、グーグルが目指す最終形は、
高齢者や重い障害者といった車を運転できない人でも目的地まで連れて行ってくれる車。規制案は夢の実現を阻むものだ。

 ただ、グーグルの公道試験ではこれまでに十数件の事故が起き、同乗者にけが人も出ており安全性は
十分ではない。自動運転車に関するルール作りは各国で緒に就いたばかりで、
日本では公道試験のガイドラインについて議論している段階だ。環境規制でも先行した
カリフォルニア州のルールが「世界標準になる」との指摘は多く、
その動向は、開発競争にしのぎを削る各社の戦略にも大きな影響を及ぼしそうだ。


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